大学生がおくる日常

このブログでは大学生がおくる日常生活について書いていこうと考えております。海外旅行やイベントなどの楽しい出来事や失敗談についても語れたらと思っています。

普通であることの勇気

 

他の人から認められたい、特別だと思われたいと思っていませんか?
「特別な存在」でありたい、これはアドラーの心理学では否定されています。

特別によくあろうとすることも、あるいは特別に悪くあろうとすることも、目的は同じです。
他社の注目を集め、「普通」の状態から脱し、「特別な存在」になることです。

特別に悪くすることも「特別な存在」なの?
例えば、授業中に妨害をする問題児、リストカットをする人、引きこもりなどがいます。これは、友達や教師や家族たちから注目を得たいということです。
問題行動に走ったときに、まるで割れ物に触れるかのように接する、または叱ります。
どんなかたちでもいいから「特別な存在」でありたいということです。

私たちには「普通であることの勇気」を持つ必要があります。
普通であること、平凡であることは、ほんとうによくないことなのか?

アドラーの心理学では、人生を登山のように線としてとらえるのではなく点として捉えています。
いい大学、大きな企業、安定した家庭、そんなレールに乗るような「線」の人生が幸福な人生であると、、、

登山の目的が「登頂すること」にあるならば、ヘリコプターで山頂に向かい、そこで滞在して再び帰ればいいのです。
しかし、山頂にたどりつけなかったとしてもその過程が重要なのではないでしょうか?

たとえ、自分の目的に辿りつかなかったなど、どこの到達したのかを線で見るのではなくどう生きたのか、その刹那をみることが重要です。

天才などこの世にごく一握りしかおらず、誰もが優等生になれるわけではないです。だとしたら敗れた人はみんな「特別に悪くあろう」とします。

私たちは「普通であっていい」のです。

そのために勇気を持つことが今を生きることにつながります。